考えると眠くなるのは過眠症と関係ありますか?
過眠症の典型症状ではありませんが、他のさまざまな状況でも耐え難い眠気が続くなら関連も考えられます。
「考えると眠くなる」という症状自体は、過眠症の診断基準に直接含まれるものではありません。単純な睡眠不足や精神的な疲労によっても、集中力が低下し眠気を感じやすくなることは起こりえます。まずは十分な睡眠時間を確保することが大切です。
しかし、考える場面に限らず、さまざまな状況で頻繁に耐え難い眠気が生じ、日常生活に支障が出ているのであれば、それは過眠症のサインである可能性があります。過眠症の根本的な特徴は「覚醒状態を維持する能力の低下」にあります。そのため、授業中や会議中、読書中といった、身体的な動きが少なく静的な状況では、特に強い眠気に襲われやすくなります。
「考えると眠くなる」という症状だけで、過眠症と判断することはできませんが、他の状況での強い眠気も伴う場合は、一度、専門医に相談することをおすすめします。
こころの港クリニック 京橋・東京駅前 精神科・心療内科
山﨑 龍一 監修
(参考文献)
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