肩関節周囲炎(五十肩)

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最終更新日

「肩関節周囲炎(五十肩)」とはどのような病気ですか?

まつだ整形外科クリニック 整形外科

栗原 信吾 監修

肩の周りの炎症によって痛みや動きの制限が起こる病気です。40〜50歳代に多く見られます。

解説

肩関節周囲炎(五十肩)は40〜50歳代で多く見られる病気です。肩関節の周囲の組織に炎症が起こることが原因で発症します。
特に、肩関節の動きを良くするための袋(肩峰下滑液包)や肩の関節を包む袋(関節包)などで癒着が起こると、肩の動きが悪くなり、強い痛みが生じます(拘縮または凍結肩)。
放置すると肩の拘縮が進行し、肩が上がらない、背中や腰に手を回せないなどの症状が出ます。

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左肩関節の痛みが激化、脳腫瘍手術歴と糖尿病の影響は?

こんにちは。左肩の関節が痛くて困っています。特に頭を左に倒したり回したりすると痛みが強く、寝るときに右半身を上にすると痛みます。肩や首のこりは昔からありますが、最近の痛みは特にひどくなっています。20年前に脳腫瘍の手術を受け、今年7月から糖尿病でインシュリン注射を始めました。この痛みについて相談したいです。よろしくお願いします。

質問者のイラスト

60代 / 男性

左肩の関節や筋肉の痛みについてご相談いただきありがとうございます。

まず、痛みが増していることや、特に夜間に痛みが強くなることは、日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対応が重要です。

左肩の痛みの原因として考えられるものには、以下のようなものがあります。

1. 肩関節周囲炎(五十肩)

肩の関節や周囲の組織が炎症を起こし、痛みや動きの制限が生じることがあります。特に夜間に痛みが強くなることが特徴です。

2. 頸椎症

首の骨(頸椎)の変形や神経の圧迫が原因で、肩や腕に痛みが放散することがあります。頭を左に倒したり回したりする際に痛みが生じるのは、頸椎の問題が関与している可能性があります。

3. 肩の腱板損傷

肩の筋肉や腱が損傷している場合、特に動かしたときに痛みが生じます。長期間の肩こりや過去の外傷が関与していることもあります。

4. 糖尿病関連の神経障害

糖尿病の管理が不十分な場合、神経障害が生じることがあり、これが肩の痛みとして現れることもあります。 これらの症状が進行している場合、早めに医療機関を受診することが重要です。

また以下のような状況が見られる場合は、すぐに受診を検討してください。

  • 痛みが急激に悪化している
  • 夜間の痛みで睡眠が妨げられている
  • 肩や腕の動きが制限されている
  • 痛みが他の部位(首や背中)にも広がっている

これらの症状は、肩や首の深刻な問題を示唆する可能性があるため、専門的な診断と治療が必要です。特に、糖尿病の管理が関与している場合、神経障害のリスクも考慮する必要があります。

まとめ

左肩の痛みが増していることや、特に夜間に痛みが強くなることは、肩関節周囲炎や頸椎症、腱板損傷、糖尿病関連の神経障害などが考えられます。これらの症状が進行している場合、早めに整形外科や神経内科を受診することをお勧めします。お近くの医療機関は、こちらから検索できますのでご活用ください。

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