顕微鏡的多発血管炎の場合、主にどのような治療をしますか?
血管の炎症を抑えることを目的に、ステロイドや免疫抑制薬などお薬による治療を行います。
顕微鏡的多発血管炎の場合、細い血管に生じている炎症を抑えるため、主に薬物治療を行います。
まず、血管の炎症を完全に抑える治療(寛解導入治療)として、ステロイドと免疫抑制剤(シクロフォスファミド)や免疫系に関わる生物学的製剤(リツキシマブ)を併用します。
また、症状がなくなった後も再発予防(寛解維持治療)として、リツキシマブを半年ごとに使用したり、免疫抑制剤を長期間内服したりします。
最近では、アバコパンという新しい薬を併用することもあります。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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