顕微鏡的多発血管炎の余命は、どのくらいですか?
5年生存率は75%程度という報告があります。病気自体よりも感染症などが原因で亡くなる場合が多いです。
顕微鏡的多発血管炎の余命に関しては、5年生存率(診断から5年後に生存している方の割合)が75%程度という報告があります。
適切な治療を行うことにより、患者さんの約90%に症状の改善が見られ、約75%では完全に症状をなくすことが可能です。
以前は難治性の病気であり、病気自体で命を奪われる方も多かったですが、現代では治療も進歩しています。このため、病気自体よりも感染症などが原因で亡くなることが多いです。再発することも少なくないため、定期的に専門医の診察を受けることが大切です。
亀田総合病院 アレルギー・膠原病内科
小田 修宏 監修
(参考文献)
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