細菌性結膜炎の場合、コンタクトレンズはいつから使えますか?
細菌性結膜炎の治癒後、最低でも数日間はコンタクトレンズの使用を控えるべきです。
一般的には、症状が完全に消え、医師の許可が出てから再開するのが安全です。
細菌性結膜炎は適切な抗菌薬治療を行えば数日〜1週間程度で回復しますが、目の炎症が完全に治っていない状態でコンタクトを装着すると、再感染や炎症の再発リスクが高まります。
特に、感染による角膜のダメージがある場合は、完全に回復するまで時間がかかるため、最低1週間以上の休止が推奨されることがあります。
また、使用していたコンタクトレンズやケースには細菌が残っている可能性があるため、新しいレンズやケースを使用することが望ましいです。
ソフトコンタクトレンズを使用している場合は、レンズが細菌を吸収しやすいため、特に慎重に判断する必要があります。
再発を防ぐためにも、医師の診察を受けてからコンタクトの再開時期を決めるのが最も安全です。
東北大学病院 眼科
山口 知暁 監修
(参考文献)
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