アルコール性肝障害は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?
断酒が主な治療で、薬物療法は原則的に行われません。
アルコール性肝障害の治療は断酒が主で、薬物療法は原則的には行われません。
アルコール性肝障害そのものに対する薬物治療は無く、断酒によって障害された肝機能は改善することが知られています。そのため、飲酒をやめることが最も効果的な治療です。
しかし、アルコール性肝障害の患者さんはアルコール依存症も併発している場合があります。
アルコール依存症では自分の意志で断酒をすることが難しいため、必要に応じて精神科を受診してもらい、断酒を補助する抗酒薬などの内服によって断酒を行いやすくする場合もあります。
例えばジスルフィラムという薬剤は、少量の飲酒でも不快な酔いを引き起こすことで飲酒の欲求を抑える薬です。
ジスルフィラムの副作用としては、錯乱、肝機能障害、肝機能異常、黄疸、抑うつなどが報告されています。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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