アルコール性肝障害になったら禁酒期間は必要ですか?
必要です。できるだけ長く禁酒を続けることが望ましいです。
アルコール性肝障害と診断された場合、少なくとも肝臓が回復するまでの間は完全に禁酒する必要があります。肝硬変に至っていない状況であれば、禁酒することで肝臓の機能は元に戻ることが期待できます。そのため、禁酒することはアルコール性肝障害の改善につながります。
長年の肝障害が蓄積し肝硬変になっている場合には、飲酒は命取りになり、禁酒ができなければ命に関わります。
このように患者さんの肝臓の状態によって必要の度合いは異なりますが、アルコール性肝障害になった場合には禁酒が必要です。肝機能が回復しても、肝臓に蓄積したダメージが完全になくなるわけではないため、できるだけ飲酒しないようにすることが重要です。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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