糖尿病黄斑症の場合、車の運転はできますか?
軽度なら可能ですが、見え方に異常があれば控えましょう。
糖尿病黄斑症では、視界の中心が歪んだり、ぼやけたりすることがあります。軽度で視力が1.0以上ある場合は運転可能ですが、中心視がかすんでいたり、視力が0.7未満に低下している場合は、安全運転に支障が出るおそれがあります。特に夜間や雨天時は、見え方の不安定さが事故の危険を高めます。治療中や視力が変化しやすい時期は、主治医に運転の可否を確認することが大切です。
また、運転免許の更新時には、両眼で0.7以上、片眼でそれぞれ0.3以上の視力が必要です(普通免許の場合)。糖尿病黄斑症による視力低下がある場合は、更新時に視力検査で不合格になることもあります。そのため、更新の数か月前から眼科で視力をチェックし、必要に応じて治療やメガネ調整を行うと安心です。定期的に眼科検査を受け、視力の変化を早期に把握することで、安全に生活と運転を続けることができます。
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東日本橋内科クリニック 眼科
恒矢 美貴 監修
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