癌性疼痛の場合、主にどのような治療をしますか?
薬物療法、放射線治療、神経ブロックなどがあります。
癌性疼痛では主に鎮痛剤による薬物治療が行われます。使用される薬剤としては、以下のようなものが挙げられます。
非オピオイド鎮痛薬
- アセトアミノフェン
- NSAIDs
弱オピオイド
- トラマール
強オピオイド
- モルヒネ
- ヒドロモルフォン
- オキシコドン
- フェンタニル
- メサドン
痛みが比較的軽度の場合は、アセトアミノフェンやNSAIDsなどの非オピオイドが使用され、中等度から高度の場合には、麻薬系鎮痛薬であるオピオイドが使用されます。
その他にも、鎮痛補助薬としてステロイドを用いたり、骨転移が見られる患者さんにはビスホスホネート製剤という薬剤を用いたりします。
薬物治療に加えて、症状緩和目的の放射線治療や、神経ブロックなどの治療が行われることもあります。
公開日:
最終更新日:
東京医科歯科大学病院 がんゲノム診療科 特任助教
石橋 直弥 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
𝕏ユビー病気のQ&A
治療が必要な患者様へのお願い
癌性疼痛
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。