巣状分節性糸球体硬化症(FSGS)の余命について教えてください。
FSGSに一律の余命はなく、寛解できるかで大きく変わります。
FSGSの「余命」は一律には決まりません。腎機能がどれだけ長く保たれるかが重要で、治療で尿タンパクがしっかり減る(寛解する)人は経過がよく、完全寛解だけでなく、部分寛解でも腎臓の予後が改善することが示されています。
一方で、寛解しない場合は、腎不全へ進みやすいことが知られています。一次性FSGSでは寛解が得られた人ほど腎予後がよく、逆に寛解しない人では腎代替療法が必要になる危険が高いとされています。過去からの報告でも、寛解しない患者さんの約半数が8年以内に末期腎不全へ進むとされています。
FSGSで大切なのは「余命は何年か」より、自分のFSGSが一次性か二次性か、治療に反応するか、腎機能低下があるかを見ることです。タンパク尿が多いこと、腎機能がすでに落ちていること、治療に反応しないことは、予後を悪くする要因です。
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(参考文献)
Marinaki S, et al. Renal survival and treatment of adult patients with Primary Focal Segmental glomerulosclerosis: A historical cohort study of the National Greek Registry. PLoS One. 2024, 19, e0315124.
Tang X, et al. The clinical course and long-term outcome of primary focal segmental glomerulosclerosis in Chinese adults. Clin Nephrol. 2013, 80, 130-9.
Troyanov S, et al. Focal and segmental glomerulosclerosis: definition and relevance of a partial remission. J Am Soc Nephrol. 2005, 16, 1061-8
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虎の門病院分院 腎臓内科
大庭 悠貴 監修
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