胞巣状軟部肉腫のステージIVまたは再発がんでは、どのような治療を行いますか?
腫瘍の完全切除が行える状況では手術が検討されます。手術不能例では抗がん剤による治療を検討します。
この病気のステージIVや再発がんでは、腫瘍が手術により切除可能であれば手術が検討されます。
この病気は早い段階で他の部位に腫瘍が転移しやすいという特徴があります。肺や脳への転移を起こすことが多く、残念ながら診断の時点で、これらの部位に転移している場合もあります。
ステージIVとは、腫瘍が他の臓器に転移してしまった状態です。転移した部位や腫瘍の大きさによっては、原発巣とともに手術が検討されます。そのうえで、抗がん剤による治療が検討されます。
以前は抗がん剤の効果が期待できない病気と考えられていましたが、近年は効果が期待できる新規薬剤が現れています。もし手術困難な場合にも、同様に抗がん剤の治療を検討します。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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