ALSの初期症状に痛みは含まれますか?

ALSの15~85%で痛みを経験することが報告されており、病気の初期に現れる場合もあります。

解説

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の15~85%で痛みを経験することが報告されており、病気の初期に現れる場合もあります。

痛みの症状としては、初期には筋肉のけいれんによりズキズキとうずくような痛みが多く、病気が進行して体を動かせなくなると不動や圧迫によって強い痛みを感じるようになります。

痛みは不眠や不安の原因にもなり、生活の質も低下させるので、定期的な体位変換やマッサージ、消炎鎮痛薬の使用などによって積極的にやわらげるようにすることが重要です。

公開日

最終更新日

東京頭痛クリニック 脳神経内科

越智 佳奈 監修

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(参考文献)

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関連するQ&A

ALSの人が取れるコミュニケーション手段はどのようなものがありますか?

ALS患者さんは、文字盤や意思伝達装置を使用することでコミュニケーションが可能となります。

ALSの患者さんの人数はどれくらいいますか?

令和2年の統計によるとALSの患者さんは10,514人です。

10代や20代といった若い人のALSの発症率を教えてください。

10代や20代といった若年性ASLの発症率については明確な情報がありません。

ALSの原因として水が関係することはありますか?

ALSの原因として、水も関係する可能性が示唆された研究報告があります。

ALSによる呼吸障害はどのように現れますか?

ALSの呼吸障害は徐々に進行し、突然呼吸が苦しくなることはまれです。

ALS球麻痺型の余命について教えてください。

球麻痺型は、発症から3ヶ月以内に死亡する例もありますが、呼吸補助なしで10年以上生きる例もあります。

ALSの場合、どのようなリハビリを行いますか?

ALSは、心身機能や日常生活動作、社会参加の維持・向上を目的として、さまざまなリハビリテーションが実施されます。

パーキンソン病とALSの違いを教えてください。

パーキンソン病とALSは、異なる神経の障害によって異なる症状が現れる病気です。

足が急に動かなくなる病気として、ALSの可能性はありますか?

ALSの場合、足が急に動かなくなることは一般的ではありません。

ALSの重症度分類5段階は、それぞれどの程度の状態ですか?

ALSの重症度分類については解説をご参照ください。

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