筋萎縮性側索硬化症
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/03/28
あなたの症状と筋萎縮性側索硬化症の関連をAIでチェックする
筋萎縮性側索硬化症について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
筋萎縮性側索硬化症と特に関連する症状について
次のような症状がある方はご注意ください。
食べ物が飲み込みにくい
- 自覚した時期
- 1日以内から
筋萎縮性側索硬化症とはどんな病気ですか?
「ALS」とは、体を動かす神経が損傷してしまうことで、筋肉が徐々に弱くなり動かせなくなっていく病気です。原因は未だ解明されていませんが、約5%の方は遺伝性で発症すると言われています。手足の筋力低下や、喋りにくさ・飲みこみにくさなどを感じます。症状を感じたら、神経内科を受診しましょう。
筋萎縮性側索硬化症の特徴的な症状はなんですか?
次の症状などが特徴として見られます
筋萎縮性側索硬化症への対処法は?
ゆっくりと筋力が低下し、筋肉が痩せ、体重も減少している場合は、専門医療機関を受診して診断を受ける必要があります。
筋萎縮性側索硬化症の専門医がいる近くの病院はありますか?
筋萎縮性側索硬化症の専門医がいる病院を見る筋萎縮性側索硬化症のQ&A
- A.
ALSの15~85%で痛みを経験することが報告されており、病気の初期に現れる場合もあります。
解説筋萎縮性側索硬化症(ALS)の15~85%で痛みを経験することが報告されており、病気の初期に現れる場合もあります。
痛みの症状としては、初期には筋肉のけいれんによりズキズキとうずくような痛みが多く、病気が進行して体を動かせなくなると不動や圧迫によって強い痛みを感じるようになります。
痛みは不眠や不安の原因にもなり、生活の質も低下させるので、定期的な体位変換やマッサージ、消炎鎮痛薬の使用などによって積極的にやわらげるようにすることが重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見るA Chiò et al. Pain in amyotrophic lateral sclerosis: a population-based controlled study. Eur J Neurol. 2012, 19, 551-555.
筋萎縮性側索硬化症診療ガイドライン作成委員会.“筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン”.日本神経学会.https://neurology-jp.org/guidelinem/pdf/als_2023.pdf?20231212,(参照 2024-08-27).
公益財団法人 難病医学研究財団/難病情報センター.“筋萎縮性側索硬化症(ALS)(指定難病2)”.難病情報センター.https://www.nanbyou.or.jp/entry/52,(参照 2024-08-27). - A.
衰える筋肉によって異なります。例えば、手足の力が入らない、喋りにくい、飲み込みにくい、呼吸が苦しいなどがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るどの筋肉が衰えるかによって、あらわれる初期症状もさまざまです。
気になる症状があれば、早めに病院を受診しましょう。手の筋肉が衰える場合
- 物を落とす
- ペットボトルのフタがあけられない
など
足の筋肉が衰える場合
- 立ち上がりづらい
- 階段を上がるのが大変になる
など
口から喉にかけての筋肉が衰える場合
- 喋りにくい
- 飲み込みにくい
など
呼吸に関わる筋肉が衰える場合
- 呼吸が苦しい
など
- A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る以下のような症状があれば脳神経内科を受診しましょう。
なお、このほかにもさまざまな症状があらわれる可能性はありますので、気になる症状があれば、ぜひ早めに病院を受診してください。運動機能障害
- 手足の力が入らない
- 首が下がる
- 喋りにくい
- 飲み込みにくい
- 呼吸が苦しい
高次脳機能障害
- 物事を順序立てて手際よく行うことができない
- 人の感情をうまく読み取ることができない
- 言葉や文字がスムーズに出てこない
また、症状検索エンジン「ユビー」で質問に沿って回答を進めるだけで、ALSの可能性をチェックすることもできますので、ご活用ください。 - A.
手足の筋力低下を最初に感じることが多いです。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るALSでは、手足の力が入らない(筋力低下)、筋肉が痩せてきたという症状で始まることが多いです。
しかし、患者さんごとに異なり、喋りにくい、飲み込みにくいという症状で始まることや、呼吸が苦しいという症状で始まることもありますので、一概には言えません。
筋力低下はなくても、これまでの自分と比べて喋りにくい、飲み込みにくいなど、何らかの気になる症状があれば、脳神経内科を受診しましょう。 - A.
手足の筋力低下や、喋りにくさ・飲みこみにくさなどを感じます。また、認知症を発症することもあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る運動神経の障害により、全身の筋力の低下、筋肉の萎縮が進行していきます。これに伴い次のようなさまざまな症状があらわれます。
- 手足の力が入らない
- 首が下がる
- 喋りにくい
- 飲み込みにくい
- 呼吸が苦しい
など
なお、以前は高次脳機能障害(脳の機能のうち記憶・言語・思考・感情などの障害)は、ほぼ生じないと考えられていましたが、近年では病気の進行とともに出現・増加することがわかってきました。
病気の進行により、次のような高次脳機能障害があらわれることもあります。- 物事を順序立てて手際よく行うことができない
- 人の感情をうまく読み取ることができない
- 言葉や文字がスムーズに出てこない
など
- A.
神経の損傷による病気ですが、くわしい原因はいまだ解明されていません。約5%の方は遺伝性で発症すると言われています。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るALSは、体を動かす運動神経が障害されていく病気です。原因として大きく遺伝性・非遺伝性の2つが考えられています。
約5%は血縁の親類にALS患者がいると言われ、ALSの原因と考えられる遺伝子は30種類以上も報告されています。
非遺伝性のALSにもさまざまな説がありますが、原因はいまだ明らかになっていません。
遺伝性・非遺伝性ともに、ALSを発症する同じ機序がいくつか想定はされていますが、さまざまな要因が複雑に関わり合っていると考えられています。
研究は進められておりますが、いまだ不明な点も多いのが現状です。
筋萎縮性側索硬化症について、医師からのよくある質問
- 舌がけいれん・ピクピクしますか?
- 最近やせてきていますか?
- 発音が正しくできないと感じますか?
- 手足などに力の入らない部分はありますか?
- ろれつが回らないですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 脳神経内科