足が急に動かなくなる病気として、ALSの可能性はありますか?
ALSの場合、足が急に動かなくなることは一般的ではありません。
ALSの場合、足が急に動かなくなることは一般的ではありません。
ALSは、全身の筋肉が徐々に弱くなり、動かしにくくなる病気です。症状の進行は人それぞれで、最初に現れる症状も異なります。
1.初期症状
- 腕や手の筋力低下: 片方の腕や手が動かしにくくなることが多いです
- 脚の筋力低下: 歩きにくくなったり、階段の上り下りが難しくなります
- 話しにくさや飲み込みにくさ: 言葉がはっきりしなくなったり、食べ物を飲み込むのが難しくなります
- 首や呼吸筋の筋力低下: 首が支えにくくなったり、呼吸がしにくくなります
2.症状の進行
- 筋力低下は進行性で、最初に症状が出た部位から隣接する部位へ広がります
- 日常生活の動作(着替え、移動、食事、排せつなど)が困難になります
ALSの症状は個人差が大きく、進行のスピードや症状の現れ方もさまざまです。しかし、急に足が動かなくなるという症状だけでは、ALSかどうかを判断することはできません。
例えば、脳卒中や末梢神経障害、整形外科的な問題(腰椎椎間板ヘルニアなど)も類似した症状を引き起こす可能性があります。これらを見分けるべき診断が必要です。
早めに神経内科など専門医を受診して、詳しい検査を受けることをおすすめします。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
ALS
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ