ALSの初期症状のピクつきは、どのような特徴がありますか?

下位運動ニューロンの障害により皮膚の下で小さな痙攣のような動きが見られます。

解説

ALSの初期症状としてみられることがあるピクつきは、下位運動ニューロンの障害で生じる線維束性収縮と言います。

線維束性収縮は、筋肉が自発的に小さくピクピクと動く現象です。これは、皮膚の下で小さな痙攣のような動きが見られます。

その他の初期症状は以下の通りです。

  • 腕や手の筋力低下: 片方の腕や手が動かしにくくなることが多いです
  • 脚の筋力低下: 歩きにくくなったり、階段の上り下りが難しくなります
  • 話しにくさや飲み込みにくさ: 言葉がはっきりしなくなったり、食べ物を飲み込むのが難しくなります
  • 首や呼吸筋の筋力低下: 首が支えにくくなったり、呼吸がしにくくなります

公開日

最終更新日

富士在宅診療所 一般内科

本間 雄貴 監修

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