ALS球麻痺型の余命について教えてください。
球麻痺型は、発症から3ヶ月以内に死亡する例もありますが、呼吸補助なしで10年以上生きる例もあります。
ALSには球麻痺型を含むさまざまな型がありますが、症状の進行は比較的早いです。呼吸管理をしない場合、発症から死亡までの平均期間は約3~5年とされていますが、個人差があります。
球麻痺型は、発症から3ヶ月以内に死亡する例もありますが、呼吸補助なしで10年以上生きる例もあります。
球麻痺型ALSには、以下のような特徴があります。
初期症状
最初に、話すこと(構音障害)や飲み込むこと(嚥下障害)が難しくなります。これらは、球麻痺や偽性球麻痺と呼ばれる症状です。
症状の進行
次に、首や肩の筋肉、そして四肢や体幹の筋肉に症状が広がります。
進行性球麻痺
初期には、これらの症状が話すことや飲み込むことに限られ、運動能力がしばらく保たれる場合があります。この状態を進行性球麻痺と呼びます。
このように、球麻痺型ALSは話すことや飲み込むことの障害から始まり、徐々に他の筋肉に影響が広がる病気です
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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