恥骨が痛い原因や考えられる病気には何がありますか?
骨盤への負担や女性ホルモンの変化といった原因があり、恥骨結合炎や恥骨骨折などの病気が考えられます。
恥骨の痛みは、日常生活のさまざまな要因によって骨盤にかかる負担や、妊娠・更年期に伴う女性ホルモンの変化といった原因により、さまざまな病気が生じることで起こることがあります。
主な原因や考えられる病気は、以下の通りです。
「日常生活や身体の変化による原因」
- 長時間のデスクワークやスマホの操作、足を組むクセなどによる骨盤への負担
- 女性ホルモン(特にエストロゲン)の変化に伴う骨や関節のバランスの崩れ
- スポーツや事故、転倒によって生じた骨盤の外傷(ケガ)
「考えられる病気」
- 恥骨結合炎(ちこつけつごうえん):恥骨のつなぎ目まわりに炎症が起きる状態です。歩くときや立ち上がる瞬間に痛みます。
- 妊娠関連骨盤帯痛(PGP):妊娠に伴い、骨盤を支える関節や筋肉に過度な負担がかかり、痛みが発生します。
- 恥骨骨折:更年期以降は骨密度が低下して骨が弱くなるため、転んだだけでも骨折することがあります。
- 閉経関連尿路生殖器症候群(GSM):女性ホルモンの低下により、デリケートゾーンや尿道まわりに不調が出る病気です。恥骨まわりの不快感として現れることがあります。
- その他の病気:子宮内膜症や過敏性腸症候群、膀胱炎など、骨盤周辺の臓器の不調が痛みとして現れることもあります。
痛みが長引く場合や生活に支障がある場合は、我慢せずに病院を受診して相談しましょう。
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山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
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