子供の機嫌が悪い場合の原因や考えられる病気には何がありますか?
子どもの不機嫌は生活要因から重い病気まで原因があり、普段との違いが重要です。
子どもの機嫌が悪い原因は、日常的なものから病気までさまざまです。
子どもの機嫌が悪い原因として、よくあるものは、眠気、空腹、疲労、環境の変化、不安、発達に伴う自己主張などです。また、体調不良に伴う不機嫌としては、発熱や風邪、胃腸炎、中耳炎(耳の感染症)、便秘、尿路感染症(おしっこの通り道の感染)、頭痛、歯痛などが代表的です。乳児では湿疹やおむつかぶれでも不機嫌になることがあります。まれに、貧血(血が薄い状態)、糖尿病、喘息(ぜんそく)など、全身の病気が背景にあることもあります。
また、家庭や学校でのストレス、いじめ、生活環境の変化、不安など心理的要因でも機嫌が悪くなることがあります。さらに、不機嫌が数週間以上続く、程度が強い、生活に支障が出る場合は、発達特性や心の不調が関係することもあります。
特に注意すべき病気として、腸重積(腸が重なって詰まる病気)、髄膜炎(脳を包む膜の感染)など重い病気が隠れることもあるため、急に激しく泣く、ぐったりする、発熱や嘔吐を伴う場合には、早めの受診が必要です。
以上のように、機嫌の悪さは生活要因から病気、心の不調まで幅広く、普段と明らかに様子が異なる場合や長引く場合には、注意が必要です。
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宮城県立こども病院 小児科
谷河 翠 監修
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