肝機能障害ではどの数値に異常がみられますか?
肝機能障害ではAST、ALT、γ-GTPなどの数値が高くなります。
肝臓の機能は血液検査で、AST、ALT、γ-GTPなどの数値を見ることで調べることができます。
AST、ALT
AST、ALTはアミノ酸の合成を促す酵素で、ASTは肝臓や心臓、筋肉、腎臓などに存在しています。ALTはほとんど肝臓に存在しています。そのため、肝臓の細胞がウイルスやがんなどによって破壊されると、肝臓に存在しているASTやALTが血液中に流出し検査での値が高くなります。
γ-GTP
γ-GTPは肝臓の解毒作用に関わっており、肝臓、腎臓、膵臓などに存在しています。ASTやALTと同様に、肝臓の細胞が壊れたり胆汁の分泌に異常があるときに検査での値が上昇します。
そのほか、アルブミンは肝臓で作られるたんぱく質であるため、この値が低い場合にも肝臓の機能が低下している場合があります。
公開日:
最終更新日:
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
アトーゼットHD服用後に肝機能悪化と神経痛・筋肉痛があります。自己免疫性肝炎の可能性はありますか?
アトーゼットHDを飲んでから、肝機能の数値が急に悪くなり、神経痛や筋肉痛もひどくなりました。医師は薬のせいではないと言います。お腹のエコー検査は問題なし。抗核抗体が陽性でした。自己免疫性肝炎の可能性はありますか?
60代 / 女性
医師の回答を見る
肝機能異常と部分肝硬変、高血圧で治療中です。治療薬についてアドバイスをお願いします。
最近、肝機能異常があると言われました。私は高血圧の治療を受けており、部分肝硬変と診断されています。現在、肝炎治療の薬を以前と同じ量で服用していますが、このままで良いのか心配です。どのように対処すれば良いか、アドバイスをいただけると助かります。
70代 / 女性
医師の回答を見る
(参考文献)
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
肝機能障害
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。