胃もたれが続くのはなぜですか?
胃や十二指腸の動きの悪化や知覚過敏、ストレスなどが原因で、胃もたれが続くことがあります。
胃もたれはみぞおちのあたりに不快感や痛みを感じる症状です。食べすぎや飲みすぎ、胃炎、機能性ディスペプシア、逆流性食道炎や胃潰瘍など、胃もたれの原因は様々です。
数日で改善することもあれば、数ヶ月以上症状が続くこともあります。
一時的な食事の影響や、軽い胃炎による胃もたれの場合は、数日で自然に改善することがほとんどです。
しかし、胃もたれの原因として多い機能性ディスペプシアの場合は、数ヶ月以上にわたって症状が続く場合があります。
機能性ディスペプシアは、胃や十二指腸の動きの悪化や知覚過敏、ストレス、自律神経の乱れ、生活習慣(睡眠不足や食生活)、遺伝など、様々な要因に影響を受けて起こると考えられています。
また、胃潰瘍や胃がんなどの重大な病気が原因で胃もたれが起きることもあるため、なかなか症状が改善しない場合は消化器内科を受診しましょう。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
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