40代で急に食べる量が減ったのはなぜですか?
年を重ねると、感覚やホルモンの変化、胃の働きの低下などが影響して食事の量が減少することがあります。
すべての人が、40代から食事量が減るわけではありませんが、加齢とともに感覚やホルモンの変化、胃の働きの低下が起こり、食事の量が減ることがあります。
味覚や嗅覚の変化
年齢を重ねると、味や匂いを感じる力が弱くなることがあります。
その結果、食事を美味しいと感じにくくなり、食べる量が自然に減ってしまうことがあると考えられています。
満腹ホルモンの増加
コレシストキニンは小腸から分泌されるホルモンで、満腹感をもたらす作用があります。
このホルモンは年齢とともに分泌量が増えるとの研究結果があり、加齢に伴う食事量の減少の一因と考えられています。
胃の働きが低下する
加齢により胃の動きが弱くなると、食べものが長く胃にとどまりやすくなります。
その結果、食事の途中で満腹感を感じやすくなり、食べる量が減ることがあります。
ただし、突然の食欲不振や倦怠感、腹痛や吐き気、急激な体重減少などの症状がある場合は、胃潰瘍や胃がんなどの病気が隠れている可能性もあるため、早めに消化器内科を受診しましょう。
医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
胃もたれ
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
疾患について分かりやすくまとまっています
1
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
2
一問一答なので 読むのが簡単
3
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ