女性の排尿障害の原因には何がありますか?
神経因性膀胱や骨盤臓器脱、出産後などが挙げられます。
女性の排尿障害の原因には、女性だけに起こる原因と、男性でも起こる原因があります。
女性だけに起こる原因
妊娠や出産
妊娠や出産によって、お腹の中の構造が変化すると尿が出しにくくなることがあります。
骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤)
子宮摘出後や加齢によって骨盤の中の臓器を支えきれなくなると、膀胱が骨盤の底に落ち込んだり子宮が腟から出てくることがあります。その場合は膀胱の形が変化して尿が出しにくくなることがあります。
女性だけでなく、男性でも起こる原因
膀胱の病気
膀胱の収縮力が低下したり、膀胱の出口に石がたまってしまうと、尿が出にくくなります。
- 低活動膀胱
- 膀胱結石
尿道の病気
膀胱から出た尿は尿道を通って体外に排出されますが、尿道が通りにくくなると、尿が出にくくなります。
- 尿道憩室
- 尿道狭窄
- 尿道結石
神経系の病気
神経因性膀胱
脊柱管狭窄症や脳梗塞、脊髄損傷の急性期、糖尿病、お腹の手術などによって、排尿に関わる神経系にダメージが加わると生じます。
その他の病気
薬剤性
過活動膀胱の治療薬や、抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬、 パーキンソン病 / 症候群治療薬、自律神経系作用薬が代表的です。それ以外のお薬でも、たくさんの種類の薬を飲むこと(ポリファーマシー)で尿が出にくくなることがあります。
生活習慣病
糖尿病や高血圧、メタボリック症候群などによって、神経や血管、筋肉に微小なダメージが積み重なることは、尿が出にくくなることに関連します。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
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