十二指腸潰瘍
公開日:
最終更新日:
十二指腸潰瘍ではどのような症状がありますか?
横浜医療センター 消化器科
川崎 千瑛 監修
空腹時や夜間の腹痛が主な症状です。その他にも、胸焼けや吐き気、吐血や黒い便、ふらつきなどがあります。
最も多い自覚症状は腹痛で、特にみぞおちのあたりに鈍い痛みを感じます。
十二指腸潰瘍の場合は空腹時や夜間に痛みを感じることが多く、胃潰瘍では食後に痛みを感じることが多いです。
その他に、胸焼けや胃酸が逆流してくる感覚、食欲が湧かない、気持ち悪さや嘔吐などがありますが、十二指腸潰瘍だけに特徴的な症状ではありません。
また、潰瘍に伴って出血や穿孔(穴が開くこと)、狭窄(狭くなること)といった合併症を起こすことがあります。
出血を合併した場合
暗い赤色〜赤色の吐血や黒色便、貧血によるふらつきが見られることがあります。
穿孔を合併した場合
お腹の上の方を中心とした激烈な痛みを感じることがあります。
狭窄を合併した場合
食後の嘔吐を繰り返すことがあります。
(参考文献)
こちらの記事は参考になりましたか?
よろしければ、ご意見・ご感想をお寄せください。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
他に気になることを調べたい方は
初めての方へ
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラサービスの目的と位置付け
ユビー病気のQ&Aは、情報提供を目的としたサービスのため、医師・医療従事者等による情報提供は診療行為ではありません。
診療を必要とする場合は、医師・医療機関にご相談ください。
当サービスは、信頼性および正確な情報発信に努めますが、内容を完全に保証するものではありません。
情報に誤りがある場合は、こちらからご連絡をお願いいたします。