脳に悪性リンパ腫ができることはありますか?
悪性リンパ腫は脳にできることもあります。
脳にできるリンパ腫は、はじめから脳にできる原発性のものと転移性のものがあり、ほとんどが原発性の中枢神経系原発リンパ腫(PCNSL)とされています。
PCNSLは50~70歳代に多く見られ、男性の方がやや多いとされています。
症状としては、以下のようなものがあります。
- 頭痛
- 嘔吐
- 麻痺
- 認知機能低下(記憶障害や言葉が正しく言えない)
- 痙攣発作
- 視力障害
治療法は薬物療法、放射線療法などがあります。脳にできる悪性リンパ腫は進行が極めて早く、再発のしやすい病気です。非常に予後が悪く、5年生存率が約40%とされています。
また、患者さんの年齢、全身の状態、腫瘍の大きさや位置、治療への反応性などによって予後が異なることに注意が必要です。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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