悪性リンパ腫はどのような状態で最後を迎えますか?痛みはありますか?
リンパ節の腫れ、体重減少、発熱、倦怠感などの症状がみられることが多く、痛みが出ることもあります。
悪性リンパ腫には、100種類以上の病型(病気のタイプ)があり、病型により進行の速度や症状は異なります。
患者さんにより症状は異なりますが、一般的には、末期になるとリンパ節の腫れ、体重減少、発熱、倦怠感などの症状が見られます。
また、末期のステージ4は、リンパ節以外にも転移がみられる状態です。腫瘍が転移する場所によっても症状は異なり、痛みが出ることもあります。
骨髄や肝臓、脳など多臓器に広がったケースでは、貧血や肝機能障害、中枢神経症状(意識レベルの変化など)が現れることもあります。
痛みをはじめとした症状が強い場合は、疼痛緩和や精神的なサポートを含む「緩和ケア」が重要です。
痛み以外の症状(呼吸困難、倦怠感、不安など)にも対応することで、患者さんやご家族の負担を和らげることが可能です。
つらい症状がある際は遠慮せず医療従事者に伝え、緩和ケアチームや在宅医療など適切なサポートを利用することをおすすめします。
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
(参考文献)
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