富士山で高山病になるリスクは高いですか?
高山病を発症するリスクが高いといえます。
富士山(標高3,776m)は高山病になるリスクが高い山として知られています。その主な理由は、登山口である五合目(約2,300m)までバスや車で一気に到達できてしまうためです。平地から急に高所へ移動し、体が酸素の薄い環境に慣れる(高所順応)時間がないまま、休憩なしでさらに標高を上げていきやすいことにあります。
このため、体力や登山経験に関わらず、多くの人が頭痛や吐き気などの高山病の症状を発症しやすい環境と言えます。そのため、五合目についた時点で、十分に高所順応する時間を取ることが重要です。
高山病について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
(参考文献)
Andrew M Luks et al .“Medical Conditions and High-Altitude Travel”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35081281/,(参照 2025-12-24).
Andrew M Luks et al .“Wilderness Medical Society Clinical Practice Guidelines for the Prevention, Diagnosis, and Treatment of Acute Altitude Illness: 2024 Update”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37833187/,(参照 2025-12-24).
Hannes Gatterer et al.“Altitude illnesses”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38902312/,(参照 2025-12-24).
Mark H Wilson et al.“The cerebral effects of ascent to high altitudes”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/19161909/,(参照 2025-12-24).
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
治療が必要な患者様へのお願い
高山病
の方は説明を必ずお読みください
こちらのQRコードを
スマーフォンのカメラで読み取ってください
QRコードを読み取るだけ 非接触で安心
一問一答なので 読むのが簡単
どんな治療をするべきか 納得して取り組める
公開日:
最終更新日:
富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです