高山病ではどのような症状がありますか?
主な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、倦怠感、めまいなどです。睡眠障害が見られることもあります。
高山病の代表的な症状は、頭痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、倦怠感(だるさ)、めまいなどです。これらは「山酔い」とも呼ばれ、二日酔いに似た症状と表現されることもあります。また、夜に十分眠れなかったり、何度も目が覚めたりする睡眠障害もよく見られます。
これらの症状は、高地に到着してから6〜12時間程度たったくらいに現れることが多いのが特徴です。さらに、息切れや動悸(どうき:心臓がドキドキする感じ)を感じることもあります。症状が進むと、意識がぼんやりしたり、歩くのがふらついたりすることもあるため注意が必要です。高山病は放っておくと重症化することもあるため、気になる症状がある場合には、早めに下山して医療機関を受診するようにしましょう。
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(参考文献)
Andrew M Luks et al .“Medical Conditions and High-Altitude Travel”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35081281/,(参照 2025-12-24).
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Hannes Gatterer et al.“Altitude illnesses”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38902312/,(参照 2025-12-24).
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富士在宅診療所 一般内科
本間 雄貴 監修
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