血精液症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?
泌尿器科を受診しましょう。
血精液症は痛みがなく、精液の色が赤や茶色に変化するため、古くから男性に不安を引き起こす病気として知られています。
原因としては、主に男性の尿路および生殖器系の問題に関連するため、血精液症が疑われる場合は、泌尿器科で検査や治療を受けることができます。
多くの場合はがんなどではないため、痛みを伴う処置を行わなくても自然に治癒することが多いですが、40歳以上の方や症状が長引いたり再発を繰り返す方は、非常にまれですが癌の可能性もあります。
泌尿器科では問診だけでなく、直腸診や腫瘍マーカーの採血検査、必要に応じた画像診断などにより原因疾患の有無を確認し、適切な治療方針を立てることができます。
気になる症状がありましたら、我慢せずに泌尿器科を受診しましょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
Neil M Paige et al.“Managing urogenital tract disorders: 10 urology pearls for primary care physicians”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39622596/,(参照 2025-05-01).
Nandu Dantanarayana.“Haematospermia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27054210/,(参照 2025-05-01).
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