血精液症のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ご自身で血精液症をチェックする主な方法は、精液の色を目で見て確認することです。性交渉後に精液がピンク色や赤色、茶褐色に見える場合は、血が混じっている可能性があります。
- 尿の色は変わりないが、精液がピンク色、赤色、茶褐色などに変化している
それがご自身のものかパートナー由来かを確認するために、コンドームを装着して精液を出すか、マスターベーションで精液を観察する方法があります。これにより、自分の血液が精液に混入しているかを確認できます。
ただし、症状が極めて軽度の場合は、顕微鏡を使用しないとわからないこともあります。また、精液の通り道は尿道などの尿の通り道も一部通るため、セルフチェックのうえでは、排尿時に尿の色も観察し、尿に血が混じっていないか(血尿の有無)を確認することも大切です。
これらによって、血精液症の根本的な原因までは特定できませんが、ある程度セルフチェックすることができます。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
Fuse H et al. Hematospermia: etiology, diagnosis, and treatment. Reprod Med Biol . 2011, 10, 153-159..
Stefanovic KB et al. Evaluation and treatment of hematospermia. Am Fam Physician . 2009, 80, 1421-1427.
Akhter W et al. Should every patient with hematospermia be investigated? A critical review. Cent European J Urol . 2013, 66, 79-82.
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