血精液症には初期症状はありますか?
射精した精液の中に血液が混じって見えます。
血精液症の初期症状としては、精液に血が混じるため、精液が赤や茶色に見えるといった症状が特徴的です。
血液の混入量や古さによって色の違いがみられます。
もともと血精液症は他の症状をきたすことが少なく、痛みや違和感などの自覚症状を伴わないことがほとんどなので、この目で見てわかる症状で受診される方が多いです。
40歳未満の方で、初めての血精液症を発症し、他に症状がない場合は良性のことが多く、大半が自然消退します。
ただし、40歳以降に出た場合や、繰り返す場合、症状が気になる場合などは、念のため泌尿器科を受診しましょう。
東京大学大学院医学系研究科 泌尿器外科学 泌尿器科
秋元 隆宏 監修
(参考文献)
Yiji Suh et al.“Etiologic classification, evaluation, and management of hematospermia”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29184797/,(参照 2025-05-01).
Nizar Hakam et al.“Hematospermia is rarely associated with urologic malignancy: Analysis of United States claims data”.National Library of Medicine.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35483126/,(参照 2025-05-01).
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