アスペルギルス症
「アスペルギルス症」とは、同名の真菌(カビの仲間)が引き起こす感染症です。大きく4種類あり、身体の免疫機能が低下した場合などに起こります。感染は主に肺に起こり、咳、血痰や発熱、胸痛、呼吸困難などが起こります。アスペルギルス症が疑われる場合には、呼吸器内科を受診しましょう。
医療法人 長又医院 呼吸器内科
長又 誠 監修
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アスペルギルス属という真菌(カビの仲間)による感染症のことです。多くの場合、肺に感染します。
患者さんごとに状況・状態が異なるため、予後(余命)などの経過を予測することは困難と考えられます。
肺アスペルギルス症の患者さんから、免疫力が低下していない他人に感染することは通常ないと考えられます。
病状が進行すると治療が困難になり、命に関わる場合があります。
アレルギー性気管支肺アスペルギルス症を例として、アスペルギルス症のうち一部はアレルギー疾患です。
主に空気中に浮遊するアスペルギルスの胞子を呼吸によって吸い込むことで、肺に感染します。
通常は呼吸器からですが、皮膚の傷などから感染するケースもあり、皮膚アスペルギルス症などと呼ばれます。
症状について
免疫力の低下や肺の構造的な問題が関係していることが多いです。
咳や痰(血痰)、体重減少を認めることがあります。
慢性進行性肺アスペルギルス症はゆっくり進むことが特徴です。そのため、感染初期には症状が現れにくいです。
症状から慢性進行性肺アスペルギルス症を疑うことは困難と考えられるため、呼吸器症状がある場合は早期に受診することをおすすめします。
持続的な高熱、呼吸困難、激しい咳や血痰、胸痛などがあります。
アスペルギルスというカビの一種が肺に深く侵入し、急速に組織を破壊する重篤な感染症です。
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