アスペルギルス抗原が陽性とはどういう意味?β-Dグルカンも陽性になる?
アスペルギルス症について、特に知りたいことは何ですか?
利用規約とプライバシーポリシーに同意のうえ、もっとも当てはまる項目を選択してください。
アスペルギルス症について、気になる症状はありますか?
もっとも当てはまる項目を選択してください。
「アスペルギルス抗原が陽性」とはどういう意味ですか?
「アスペルギルス抗原が陽性」とはどういう意味ですか?
アスペルギルス属真菌に感染した可能性を意味します。ただし、確定診断のためには他の検査も行います。
アスペルギルス抗原が陽性とは、体内でアスペルギルス属真菌に対する特異的な構成成分(抗原)が検出されたことを意味し、特に侵襲性アスペルギルス症(IPA)などの真菌感染症が、体内で進行している可能性が高いことを示します。
検査に使われる代表的な抗原は、ガラクトマンナン(Galactomannan, GM)という多糖体で、アスペルギルスの細胞壁から放出される物質です。血液や気管支肺胞洗浄液(BAL)を用いて測定され、真菌が体内で活動している証拠となります。
ガラクトマンナン抗原は、免疫抑制状態の患者さんで、早期診断や治療効果のモニタリングに非常に有用です。ただし、一部の抗生物質や食品由来成分によって偽陽性となることもあり、単独の検査結果だけで診断を確定せず、画像検査や他の検査(例:β-Dグルカン)と併用して、総合的に判断する必要があります。
アスペルギルス症ではβ-Dグルカンが陽性になりますか?
アスペルギルス症ではβ-Dグルカンが陽性になりますか?
β-Dグルカンが陽性になることがありますが、病型などによって陽性になりやすさは異なります。
アスペルギルス症では、β-Dグルカンが陽性になることがありますが、必ずしもすべての症例で陽性になるわけではありません。
β-Dグルカンは真菌の細胞壁成分であり、カンジダ属やアスペルギルス属など、多くの真菌感染症で血中に検出されることがあるため、真菌感染の補助診断として利用されます。特に侵襲性肺アスペルギルス症(IPA)では、β-Dグルカン値が上昇することが多いです。
ただし、偽陰性(真菌感染症であっても陰性になる)や偽陽性(真菌感染症でなくてもその他の要因で陽性になる)の場合もあるため、注意が必要です。例えば、β-Dグルカンは血液製剤や一部の抗菌薬の使用、食品由来成分、人工透析などでも上昇することがあります。
また、アスペルギルス症では、アスペルギルス抗原やアスペルギルス抗体の検査も併用されることが多く、これらを組み合わせることで診断の精度が向上します。
こちらは送信専用のフォームです。氏名やご自身の病気の詳細などの個人情報は入れないでください。
この記事をシェアする
公開日:
最終更新日:
編集・監修基準について
本記事は情報の正確性を担保するため、以下のフローを経て作成・公開されています。
Q作成
医師執筆/監修
QAレビュー
公開
京都大学医学部付属病院呼吸器内科 呼吸器内科
山城 春華 監修
ユビー病気のQ&Aとは?
現役の医師が、患者さんの気になることや治療方法について解説しています。ご自身だけでは対処することがむずかしい具体的な対応方法や知識などを知ることができます。
病気・症状から探す医師・医療機関の方はコチラ医療AIパートナー ユビー
24時間いつでも健康の悩みを気軽にチャットで相談できるあなただけの医療AIパートナー。なんとなく不調な時や人に相談しづらい悩みがあるときも、どんな相談もOKです
