慢性進行性肺アスペルギルス症ではどのような症状がありますか?

咳や痰(血痰)、体重減少を認めることがあります。

解説

慢性進行性肺アスペルギルス症で見られる症状として、以下が挙げられます。

  • 痰(血痰
  • 体重減少

など

ただし、これらは他の呼吸器疾患でも認めることのある症状であるため、慢性進行性肺アスペルギルス症だけに認める症状はありません。
免疫力が低下している人や過去に結核になったことがある人などで、これらの症状が持続する場合に、慢性進行性肺アスペルギルス症を疑うきっかけになります。

公開日

最終更新日

医療法人 長又医院 呼吸器内科

長又 誠 監修

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アスペルギルス症

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関連するQ&A

「アスペルギルス症」とはどのような病気ですか?

アスペルギルス属という真菌(カビの仲間)による感染症のことです。多くの場合、肺に感染します。

アスペルギルス症の危険因子は何がありますか?

免疫力の低下や肺の構造的な問題が関係していることが多いです。

慢性進行性肺アスペルギルス症に初期症状はありますか?

慢性進行性肺アスペルギルス症はゆっくり進むことが特徴です。そのため、感染初期には症状が現れにくいです。

慢性進行性肺アスペルギルス症は、どのような治療をしますか?

抗真菌薬による治療を行います。治療期間は6ヶ月以上行うことが推奨されています。

慢性進行性肺アスペルギルス症が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

主治医がいる方は、その先生とご相談してください。もし、主治医がいない場合は呼吸器内科を受診しましょう。

慢性進行性肺アスペルギルス症のセルフチェックはできますか?

症状から慢性進行性肺アスペルギルス症を疑うことは困難と考えられるため、呼吸器症状がある場合は早期に受診することをおすすめします。

慢性肺アスペルギルス症の予後(余命)はどのくらいですか?

患者さんごとに状況・状態が異なるため、予後(余命)などの経過を予測することは困難と考えられます。

肺アスペルギルス症は他人へと感染しますか?

肺アスペルギルス症の患者さんから、免疫力が低下していない他人に感染することは通常ないと考えられます。

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