糖尿病性腎臓病
糖尿病性腎臓病(DKD)とは、糖尿病により腎臓の機能が徐々に低下する慢性腎臓病の一種です。初期は自覚症状が乏しいですが、進行するとむくみや高血圧、倦怠感などが現れます。尿の泡立ちやむくみ、検査異常がある場合は腎臓内科を受診しましょう。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
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糖尿病によって腎臓の機能が徐々に低下する慢性腎臓病の一種です。進行すると末期腎不全に至り、透析が必要となることもあります。
高血糖、高血圧、遺伝的要因、炎症と酸化ストレス、脂質異常症、糖尿病の罹病期間の長さなどが、複合的に作用して腎臓の機能を損ないます。
アルブミン尿(A1-A3)とeGFR(G1-G5)の2つの指標を組み合わせてステージ分類されます。早期発見と適切な管理が重要です。
完全には治りませんが、進行を止めたり、遅らせたりすることは可能です。適切な治療と生活習慣の改善が重要です
症状について
多くの場合は自覚症状がありません。尿検査で微量アルブミン尿が見つかることが、腎臓の障害が始まっているサインとなります。
ほとんど自覚症状はありません。尿にごく微量のたんぱく質が出るのが最初のサインで、早期発見には定期的な検査が重要です。
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。尿の泡立ち、むくみ、血圧の変化、血糖コントロールの状態、家族歴などを確認することで、ある程度セルフチェック可能です。
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