糖尿病性腎臓病(DKD)の場合、主にどのような治療をしますか?
血糖・血圧・脂質管理、アルブミン尿の抑制、食事療法などを組み合わせ、腎機能の進行を遅らせることを目指します。
糖尿病性腎臓病(DKD)の治療は、血糖・血圧・脂質管理、アルブミン尿の抑制、食事療法などを組み合わせ、腎機能の低下の進行を遅らせることを目指します。
血糖値を良好に保つことは、腎臓へのダメージを遅らせるために最も重要であり、HbA1cを7.0%未満に保つことが一般的な目標とされます。
高血圧は腎機能の悪化を加速させるため、厳格な管理が必要であり、目標血圧は通常130/80 mmHg未満とされます。
尿中にアルブミン(タンパク質)が出ることは、腎障害の進行を示すサインであり、ACE阻害薬やARBなどの薬で抑制を目指します。
食事療法では、塩分制限(1日6g未満)、たんぱく質制限、カリウムやリンの管理が必要です。
福岡ハートネット病院、井林眼科・内科クリニック 糖尿病・内分泌科 福岡ハートネット病院 糖尿病内科部長
井林 雄太 監修
(参考文献)
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