冠攣縮性狭心症

冠動脈と呼ばれる心臓の血管に攣縮（一時的なけいれん）が起こり、心臓の血流が悪くなる病気です。

喫煙や過労、ストレス、生活習慣の乱れなどが原因となることがあります。

10年後も生存している確率を90%とする報告などがあります。

日常生活のストレスは、冠攣縮性狭心症の発作を引き起こす原因の1つになることがあります。

夜間や朝方の安静時に、胸が締め付けられるような痛みを感じることが多いです。

発作の前に胸や肩、顎などの軽い苦しさが起こることがあります。

生活習慣の改善と、血管を広げる薬剤による治療が行われることが多いです。

胸の圧迫感や痛みを感じたら、循環器内科を受診しましょう。場合によっては救急要請や救急外来の受診が必要です。

発作が起こった時に心電図検査で異常を見つけることが診断にあたって重要なため、心電図検査を行います。

胸の痛みが起こった時の心電図を見た結果や、発作を人工的に引き起こす検査などの結果から診断することが多いです。