静脈血栓塞栓症
「静脈血栓塞栓症」とは、静脈内に血栓ができて血流が悪くなる病気です。足の腫れや痛み、呼吸困難や胸痛などの症状がみられます。突然の胸痛や呼吸困難、手足のむくみや痛みがある場合は、循環器内科を受診しましょう。
おだかクリニック 循環器内科 副院長
小鷹 悠二 監修
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足などの静脈に血液の塊である血栓が詰まってしまう病気です。
長時間の同じ姿勢、長期間の安静臥床、下肢静脈瘤、血液が固まりやすくなる病気などが原因となります。
静脈血栓症の中に含まれる病気のひとつが、深部静脈血栓症です。
長時間の同じ姿勢、長期間の安静臥床を避ける、運動習慣や生活習慣の改善が大切です。
ずきずきする、重苦しい痛みと言われることが多いです。
痛みの程度は個人差が非常に大きいため、一概に言えません。
全例ではありませんが、深部静脈血栓症では足の腫れや色調変化などが現れることがあります。
さまざまな原因で現れることがある症状のため、それだけで判断することはできません。
下肢静脈血栓症は、静脈血栓症の中に含まれるひとつの病態です。
深部静脈血栓症の症状のひとつの症状として現れることがあります。
基本的には自然治癒することはほとんどありません。適切な治療が必要です。
肺血栓塞栓症では、強い胸痛や呼吸困難などが現れることがあります。
画像検査で血栓が確認されているのであれば、静脈血栓症として対応が必要です。
頻度は非常に少ないですが、現れることはあります。
深部静脈血栓症を生じると、下肢の腫脹や疼痛などが現れることがあります。
肺血栓塞栓症では、発症早期~3ヶ月での死亡率が10~20%程度とされています。
静脈血栓塞栓症では、放置すると高度の循環障害・呼吸障害が引き起こされ、命に関わることもあります。
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