リュープロレリン酢酸塩(リュープリンⓇ)では、どのような副作用がみられますか?
このお薬の主な副作用は、ほてり、熱感、関節痛などで、重い副作用として間質性肺炎などがあります。
リュープロレリン酢酸塩(リュープリンⓇ)の主な副作用は、ほてり、熱感、関節痛などです。重い副作用として間質性肺炎などが報告されています。
重大な副作用
- 間質性肺炎(0.1%未満):咳、息苦しい、発熱 などの症状がみられます。
- アナフィラキシー(0.1%未満):全身や喉のかゆみ、蕁麻疹、ふらつきなどの症状がみられます。
- 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):体がだるい、食欲不振、白目や皮膚が黄色くなるなどの症状がみられます。
- 糖尿病の発症又は増悪(頻度不明):体がだるい、喉が渇く、水を多く飲むなどの症状がみられます。
- 下垂体卒中(頻度不明):急激な頭痛、視力障害などの症状がみられます。
- 心筋梗塞、脳梗塞、静脈血栓症、肺塞栓症等の血栓塞栓症(頻度不明):嘔吐、脱力激しい頭痛や胸痛、腹痛、足の痛みなどの症状がみられます。
〈子宮内膜症、子宮筋腫、閉経前乳がんの場合〉
- 更年期障害様のうつ状態(0.1~5%未満):気分がゆううつになる、思考力の低下などの症状がみられます。
〈前立腺がんの場合〉
- うつ状態(0.1%未満):気分がゆううつになる、思考力の低下などの症状がみられます。
- 骨疼痛の一過性増悪、尿路閉塞あるいは脊髄圧迫(5%以上):骨の痛み、尿がでにくい、背中が痛いなどの症状がみられます。
- 心不全(0.1~5%未満):息苦しい、疲れやすい、むくみなどの症状がみられます。
その他報告されている副作用(頻度:5%以上のもの)
〈子宮内膜症、子宮筋腫、中枢性思春期早発症、閉経前乳がんの場合〉
〈前立腺がんの場合〉
- LDH上昇
- ほてり、熱感
無所属 薬剤師
齊藤 由佳 監修
(参考文献)
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