ギルテリチニブフマル酸塩(ゾスパタⓇ)では、どのような副作用がみられますか?

このお薬の主な副作用は悪心、下痢等で、重い副作用として骨髄機能抑制等が挙げられています。

解説

ギルテリチニブフマル酸塩(ゾスパタⓇ)の主な副作用は悪心、下痢などです。また、重い副作用として骨髄機能抑制(血液をつくる働きが弱まることによる感染症や出血)などが起こることがあります。このお薬の使用に際しては、以下のような症状に注意してください。

重大な副作用

  • 骨髄抑制:血小板減少(27.2%)、貧血(23.2%)、好中球減少(18.7%)などがあらわれることがあります。鼻や歯茎からの出血、めまい、発熱などの症状がみられます。
  • 感染症:肺炎(3.3%)などがあらわれることがあります。発熱、息切れ、体がだるいなどの症状がみられます。
  • 出血:脳出血(0.4%)などがあらわれることがあります。突然の意識の低下や消失、頭痛、めまい、しゃべりにくくなる等の症状がみられます。
  • QT間隔延長(5.7%):めまい、動悸、気を失うなどの症状がみられます。
  • 心膜炎(1.2%)、心不全(0.8%)、心嚢液貯留(1.2%):体がだるい、胸痛むくみなどの症状がみられます。
  • 肝機能障害:体がだるい、吐き気食欲不振などの症状がみられます。
  • 腎障害:急性腎障害(1.2%)などがあらわれることがあります。尿量が減る、むくみ、体がだるいなどの症状がみられます。
  • 消化管穿孔(0.8%):嘔吐、発熱、激しい腹痛、意識の低下 などの症状がみられます。
  • 間質性肺疾患(0.4%):息苦しい、発熱などの症状がみられます。
  • 過敏症:アナフィラキシー(0.4%)等の重度の過敏症があらわれることがあります。全身や喉のかゆみ、動悸、発熱などの症状がみられます。
  • 可逆性後白質脳症症候群(頻度不明):頭痛、意識の低下や消失、けいれんなどの症状がみられます。

その他報告されている副作用

〔頻度:10%以上のもの〕

  • 悪心、下痢

〔頻度:5~10%未満のもの〕

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齊藤 由佳 監修

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