ゲムシタビン塩酸塩（ジェムザールⓇ）では、どのような副作用がみられますか？

ゲムシタビン塩酸塩（ジェムザールⓇ）の主な副作用には食欲不振や発疹などがあり、重い副作用として骨髄抑制や間質性肺炎などがあります。

重大な副作用

• 骨髄抑制：発熱、喉の痛み、鼻や歯茎から血が出るなどの症状がみられます。
• 間質性肺炎（1.0%）：咳、息苦しい、発熱などの症状がみられます。
• アナフィラキシー（0.2%）：全身や喉のかゆみ、蕁麻疹、動悸などの症状がみられます。
• 心筋梗塞（0.2%）：胸の痛み、息苦しい、冷や汗などの症状がみられます。
• うっ血性心不全（頻度不明）：息苦しい、疲れやすい、むくみなどの症状がみられます。
• 肺水腫（頻度不明）：息苦しい、咳、呼吸が早くなるなどの症状がみられます。
• 気管支痙攣（頻度不明）：息苦しい、息をするとヒューヒューと音がするなどの症状がみられます。
• 成人呼吸促迫症候群（ARDS）（頻度不明）：息苦しい、咳、脈が速くなる、唇が紫になるなどの症状がみられます。
• 腎不全（頻度不明）：体がだるい、むくみ、尿量が減るなどの症状がみられます。
• 溶血性尿毒症症候群（0.2%）：体がだるい、むくみ、意識の低下などの症状がみられます。
• 重度の皮膚障害（頻度不明）：赤くなったり水ぶくれができるなどの皮膚症状、発熱などの症状がみられます。
• 肝機能障害、黄疸（頻度不明）：疲れやすい、吐き気、白目や皮膚が黄色くなるなどの症状がみられます。
• 白質脳症（可逆性後白質脳症症候群を含む）（頻度不明）：歩行時のふらつき、動作が鈍くなる、意識の低下などの症状がみられます。

その他報告されている副作用（頻度：10%以上のもの）

• 総蛋白低下、電解質異常、アルブミン低下
• 食欲不振、悪心・嘔吐
• AST上昇、ALT上昇、LDH上昇、ALP上昇
• 発疹
• 疲労感、発熱、血小板増加