右手親指の痛みとリウマチ、シェーグレン症候群の対処法について教えてください。
50代・男性のご相談
ご相談いただき、ありがとうございます。リウマチによる手術を受けられたあと、親指の痛みが再発しているとのこと、不安なお気持ち、お察しします。
関節リウマチは、体の免疫が自分の関節を攻撃してしまうことで、痛みや腫れ、関節の変形を引き起こす病気です。治療には、痛みや炎症を和らげる薬や、病気の進行を抑える薬が使われます。でも、薬を飲んでいても、症状が完全に抑えられないこともあります。
今回、親指の付け根に痛みが強くなっているとのことですので、リウマチが活発になっているかもしれません。親指の状態を詳しく知るためには、レントゲン検査が必要です。また、手首を動かすと激しい痛みがあるとのことなので、腱鞘炎の可能性も考えられます。次の診察では、今の状況をしっかりとお医者さんに伝えてください。
【診察までにできること】
1. 安静にする
痛みが強いときは、できるだけ手を休めてください。重いものを持つのは避けましょう。
2. 冷やす
炎症を抑えるために、氷水を入れた袋や保冷剤をタオルで包んで、痛いところに当ててみてください。
3. サポーターを使う
親指を固定するために、市販のサポーターを使うのもよい方法です。
4. 薬の服用について
薬の量を自分で変えたり、やめたりしないでください。必ず医師の指示に従ってください。
【診察時に伝えること】
1. 症状の変化
痛みがいつから始まったのか、どんなときに痛みが強くなるのかを詳しく伝えてください。
2. 過去の治療
これまでに受けた治療や、飲んでいる薬についても伝えてください。
3. 日常生活への影響
痛みが普段の生活にどんな影響を与えているかを話してください。
親指の痛みは、リウマチの活動が高まっているか、腱鞘炎の可能性があります。診察までの間は、手を休めたり、冷やしたりしてみてください。診察時には、症状や治療歴を詳しく伝えて、適切な治療を受けましょう。どうぞお大事にしてくださいね。
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