ダンピング症候群はいつまで続く?ダンピング症候群と症状の関連性をAIで無料でチェック
監修医師吉岡 藍子消化器内科
- 更新日
- 2026/10/27
- 公開日
- 2020/09/03
ダンピング症候群とは
「ダンピング症候群」とはどのような病気ですか?
胃の手術を受けた方に起こる病気で、食後に腹痛や嘔吐、めまい、動悸、冷汗や脱力感などが生じます。
ダンピング症候群は胃の手術後に発生する病気で、食後に腹痛や嘔吐、めまい、冷汗や動悸などの症状を起こします。
胃の手術(胃切除術やバイパス術)によって、食べ物を一時的に溜め、ゆっくり小腸に流していくという胃の機能が低下するために起こります。
また、ダンピング症候群は、早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群の二つがあります。
早期ダンピング症候群
早期ダンピング症候群は食後30分以内に発症し、腹痛、嘔吐、動悸、めまいなどの症状が現れます。濃度の高い食べ物が小腸に一気に流れ込むことにより、脱水になったり脳の血流が低下することが原因です。
胃切除後、10〜20%の頻度で起こると言われています。
後期ダンピング症候群
後期ダンピング症候群は食後2~4時間後に発症し、冷汗、動悸、脱力感やめまいなどの症状が現れます。食べ物が一気に腸に流れることで血糖値が急激に上昇し、それに対して血糖値を下げるホルモンであるインスリンが過剰に分泌されることで低血糖になることが原因です。
胃切除後、1〜5%程度の頻度で起こると言われています。
いずれも食事の食べ方や内容を工夫することで症状の改善が見込めます。
ダンピング症候群の症状
ダンピング症候群には初期症状はありますか?
初期症状はありませんが、食後に腹痛や嘔吐、めまい、動悸、冷汗や脱力感などが生じます。
ダンピング症候群には初期症状と呼べる症状はありません。
ダンピング症候群には、早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群の二つがあり、原因が異なるため症状や発症時期も異なります。
早期ダンピング症候群
早期ダンピング症候群は、食後30分以内に発症し、腹痛、嘔吐、動悸、めまいなどの症状が現れます。濃度の高い食べ物が小腸に一気に流れ込むことにより、脱水になったり脳の血流が低下することが原因です。
後期ダンピング症候群
それに対して後期ダンピング症候群は、食後2〜4時間後に発症し、冷汗、動悸、脱力感やめまいなどの症状が現れます。食べ物が一気に腸に流れることで血糖値が急激に上昇し、それに対して血糖値を下げるホルモンであるインスリンが過剰に分泌されることで低血糖になることが原因です。
ダンピング症候群は食事内容や食べ方を工夫することで改善が見込めます。胃の手術後にこれらの症状が現れた場合は、主治医に相談しましょう。
ダンピング症候群の原因
ダンピング症候群の原因や考えられる症状には何がありますか?
胃の手術の影響により、食物が急激に腸へと流れ込むことが原因です。症状にはめまいや動悸、腹痛、嘔吐などがあります。
ダンピング症候群の原因は、胃の手術(胃切除術やバイパス術)です。
手術によって、食べ物を一時的に溜め、ゆっくり小腸に流していくという胃の機能が低下するために起こります。
ダンピング症候群には、早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群の二つがあり、症状や発症時期が異なります。
早期ダンピング症候群
早期ダンピング症候群は食後30分以内に発症し、腹痛、嘔吐、動悸、めまいなどの症状が現れます。濃度の高い食べ物が小腸に一気に流れ込むことにより、脱水になったり脳の血流が低下することが原因です。
胃切除後、10〜20%の頻度で起こると言われています。
後期ダンピング症候群
後期ダンピング症候群は食後2〜4時間後に発症し、冷汗、動悸、脱力感やめまいなどの症状が現れます。食べ物が一気に腸に流れることで血糖値が急激に上昇し、それに対して血糖値を下げるホルモンであるインスリンが過剰に分泌されることで低血糖になることが原因です。
胃切除後、1〜5%程度の頻度で起こると言われています。
ダンピング症候群の検査・診断
ダンピング症候群のセルフチェックはできますか?
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
ダンピング症候群のセルフチェックは可能です。
胃の手術(胃切除やバイパス術など)を受けたことのある方で、以下のような症状がある場合にはダンピング症候群を疑います。
ダンピング症候群を疑った場合には、手術を行なった病院の主治医(消化器外科)に相談しましょう。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。
ダンピング症候群の治療・対処法
受診の目安・何科を受診するべきか
ダンピング症候群が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?また、病院を受診する目安はありますか?
ダンピング症候群が疑われる場合には、消化器外科の主治医に相談しましょう。
胃の手術(胃切除やバイパス術など)の後、食後に腹痛、嘔吐、動悸、めまい、冷汗、脱力感などの症状を発症した場合には、ダンピング症候群を疑います。
早期ダンピング症候群では食後30分以内に、後期ダンピング症候群では食後2〜4時間で症状が現れます。
ダンピング症候群を疑った場合には、手術を行なった病院の主治医(消化器外科)に相談しましょう。
食事内容や食事の食べ方の工夫で症状が改善することも多いため、症状が現れた場合は早めの相談をおすすめします。
ダンピング症候群の専門医がいる近くの病院はありますか?
ダンピング症候群の専門医がいる病院を見るダンピング症候群の経過・予後
ダンピング症候群はいつまで症状が続きますか?
症状の経過は人それぞれですが、時間が経過するにつれて症状が改善してくることが多いです。
ダンピング症候群の症状がいつまで続くかについては人それぞれであり、一定の見解はありません。
基本的には手術から時間が経過するにつれて改善してくることが多いですが、数年経っても症状が残ってしまう場合もあります。
一般的には術後の食事指導(分割食や食事内容の指導など)は3ヶ月を目安として行われます。その後は体が順応してくるため、徐々に食事回数などを元に戻していくという指導が行われることが多いです。
しかし、3ヶ月経過後も食生活の変化や生活環境の変化、はたまたダンピング症候群への意識が薄くなってくることでダンピング症候群の症状が現れる場合があります。
症状がある場合には適宜主治医に相談し、ダンピング症候群を予防するような食生活を続けるなどの対策を行うことが重要です。
ダンピング症候群について、医師からのよくある質問
医師からよくある質問はありますか?
「ダンピング症候群」について医師からよくある質問の例として次のようなものがあります。
- これまでに、お腹の手術をしたことがありますか?
- 汗をかいていますか?
- 車酔いのように頭や体がぐらぐら揺れますか?
- 胸がどきどきしていますか?
- お腹の痛みがありますか?
ダンピング症候群に関連する病気・症状
この記事の監修医師
吉岡 藍子
消化器内科・内科
消化器内科医の吉岡藍子と申します。 これまで大学病院や市中病院、健診センターでの内視鏡業務などを通して、消化器領域を幅広く経験してまいりました。 診療の現場では、専門的な用語や複雑な病状の説明に、患者様が戸惑いや不安を感じる場面に何度も出会いました。医療機関で提供される膨大な情報を前に、混乱されてしまう方も少なくありません。そこで、ご自身の病気や体、そして健康について、一人でも多くの方が正しく理解できる環境を作りたいという想いから、ユビーの活動に参加させていただいております。皆様が正しい医学知識に普段から触れ、安心してご自身の健康と向き合えるよう、分かりやすい情報提供に努めてまいります。 【経歴】 新潟大学医学部卒。 新潟県内外の市中病院、大学病院で勤務。 新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学分野にて博士取得。 2022年からユビーに入社し、横浜市で健診内視鏡診療を兼務。
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- 2026/10/27
- 公開日
- 2020/09/03