ダンピング症候群
と症状の関連性をAIで無料でチェック
更新日:2024/04/11
あなたの症状とダンピング症候群の関連をAIでチェックする
ダンピング症候群について「ユビー」でわかること
※コロナの症状を確認したい方はコロナ症状チェックから
ダンピング症候群のQ&A
- A.
症状の経過は人それぞれですが、時間が経過するにつれて症状が改善してくることが多いです。
解説ダンピング症候群の症状がいつまで続くかについては人それぞれであり、一定の見解はありません。
基本的には手術から時間が経過するにつれて改善してくることが多いですが、数年経っても症状が残ってしまう場合もあります。
一般的には術後の食事指導(分割食や食事内容の指導など)は3ヶ月を目安として行われます。その後は体が順応してくるため、徐々に食事回数などを元に戻していくという指導が行われることが多いです。
しかし、3ヶ月経過後も食生活の変化や生活環境の変化、はたまたダンピング症候群への意識が薄くなってくることでダンピング症候群の症状が現れる場合があります。
症状がある場合には適宜主治医に相談し、ダンピング症候群を予防するような食生活を続けるなどの対策を行うことが重要です。参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る中島 佳緒里ほか. 幽門側胃切除術後の食事摂取量をセルフコントロールするための指標の検討. 日本看護研究学会雑誌. 2004, 27, p.59-66.
渡部 洋三ほか. 早期ダンピング症候群の症状分析および術前予測法に関する検討. 日消外会誌. 1986, 19, p.2134-2137. - A.
解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るダンピング症候群のセルフチェックは可能です。
胃の手術(胃切除やバイパス術など)を受けたことのある方で、以下のような症状がある場合にはダンピング症候群を疑います。
ダンピング症候群を疑った場合には、手術を行なった病院の主治医(消化器外科)に相談しましょう。
なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。 - A.
初期症状はありませんが、食後に腹痛や嘔吐、めまい、動悸、冷汗や脱力感などが生じます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見るダンピング症候群には初期症状と呼べる症状はありません。
ダンピング症候群には、早期ダンピング症候群と後期ダンピング症候群の二つがあり、原因が異なるため症状や発症時期も異なります。早期ダンピング症候群
早期ダンピング症候群は、食後30分以内に発症し、腹痛、嘔吐、動悸、めまいなどの症状が現れます。濃度の高い食べ物が小腸に一気に流れ込むことにより、脱水になったり脳の血流が低下することが原因です。
後期ダンピング症候群
それに対して後期ダンピング症候群は、食後2〜4時間後に発症し、冷汗、動悸、脱力感やめまいなどの症状が現れます。食べ物が一気に腸に流れることで血糖値が急激に上昇し、それに対して血糖値を下げるホルモンであるインスリンが過剰に分泌されることで低血糖になることが原因です。
ダンピング症候群は食事内容や食べ方を工夫することで改善が見込めます。胃の手術後にこれらの症状が現れた場合は、主治医に相談しましょう。
ダンピング症候群について、医師からのよくある質問
- これまでに、お腹の手術をしたことがありますか?
- 汗をかいていますか?
- 車酔いのように頭や体がぐらぐら揺れますか?
- 胸がどきどきしていますか?
- お腹の痛みがありますか?
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科