残便感がある、便を出し切れていない感じがある
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック
更新日:2024/04/26
「残便感がある、便を出し切れていない感じがある」がどの病気に関連するかAIでチェックする
残便感がある、便を出し切れていない感じがあるという症状について「ユビー」でわかること
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「残便感がある、便を出し切れていない感じがある」はどんな症状ですか?
残便感がある、便を出し切れていない感じがあるとは
「残便感がある、便を出し切れていない感じがある」に関連する主の病気には、子宮下垂・子宮脱、過敏性腸症候群、大腸がんなどがあります。
「残便感がある、便を出し切れていない感じがある」に関連する症状はありますか?
「残便感がある、便を出し切れていない感じがある」のQ&A
- A.
残便感を引き起こす過敏性腸症候群などの病気はストレスがきっかけになるので、直接の原因になりうると言えます。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る過敏性腸症候群をはじめとする、便秘や下痢といった排便の異常を引き起こす病気は、ストレスがきっかけで起こることがあります。残便感は、それらの病気の症状の1つとして起こる可能性があります。そのため、ストレスが原因で残便感が起こることもあると言えます。
- A.
排便をしたにもかかわらず、便を出し切れていないように感じて、すっきりしない状態を指します。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る残便感とは、便を出し切れていないように感じて、すっきりしない状態のことです。具体的には、実際に便がまだ残っていて、出したいのに出ない状態や、便自体は出切っているが、感覚として便がまだ残っているように感じる状態などが当てはまります。
- A.
残便感を引き起こしている病気の治療が大切です。一時的には、お腹をマッサージして刺激することも、便秘の解消につながり、残便感が和らぐことがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る残便感は、原因となっている病気を治療することで改善が見られることが多いです。
体を捻ったり、お腹を押し込むようにして「の」の字を書いて腸を刺激するマッサージをしたりすると、便秘の解消につながり、残便感が和らぐことがあります。 - A.
食事内容や運動などの面で適切な生活習慣を身につけ、便秘にならないようにすることが残便感の解消につながります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る便秘が残便感の原因となっている場合、食事や運動などの生活習慣の改善によって症状を解消していくことが可能です。食物繊維や水分を積極的に摂取する、規則正しい時間に食事を摂るといった食習慣を意識しましょう。また、適度な運動や十分な睡眠で体へのストレスを軽減させることも大切です。
- A.
便が腸の中に長時間溜まっていることや、食事の内容、腸内細菌のバランスなどによって匂いが変わることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る残便感に伴っておならの匂いがいつもより臭くなる場合、以下のような病気が考えられます。
便秘
腸の中に便が長い時間溜まり続けることで、おならが臭くなることがあります。便がすっきり出ないことで残便感も伴うことがあります。
下痢
下痢の場合も、腸内細菌のバランスが崩れることで、便やおならの匂いが変わることがあります。また、何度も便が肛門を通過することでお尻の付近に違和感が生じ、それが残便感として感じられることもあります。
- A.
痔があることで便が出し切れないことや、痔そのものによる違和感が、残便感を引き起こすことがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)そのものは物理的には便通の妨げにはなりませんが、排便時に痛みが出る場合、その影響でうまく力めず、便が出し切れないことがあり、結果として残便感につながることがあります。
また、痔そのものが引き起こす違和感が、残便感として感じられることもあります。 - A.
更年期に伴って便秘が起こった時に、残便感を感じることがあります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る更年期障害そのものが残便感の症状を起こすことはありません。ただし、更年期のホルモンバランスの変化によって自律神経の不具合が起こると、便秘になる可能性があり、それに伴って残便感の症状が出てくることがあります。
- A.
痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、大腸ポリープ、大腸がん、直腸瘤が考えられます。大腸がんでは暗赤色の血液が便に混ざります。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る残便感と血便が見られる場合、以下のような病気が考えられます。
痔
痔核(いぼ痔)や裂肛(切れ痔)では、便が擦れて出血することがあります。
大腸ポリープ、大腸がん
ポリープやがんの表面が擦れることで出血することがあります。特に、肛門の近くに腫瘍がある場合には、出血が見られやすかったり、残便感が感じられやすかったりします。
- A.
便秘、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、大腸がんやポリープなどによる腸閉塞などが考えられます。
解説残便感と腹痛がある場合、以下のような病気が考えられます
便秘
硬い便が出切らないと、お尻付近に便が溜まってしまいます。これによって腸が引き伸ばされたり、残った便によって腸が運動し過ぎたりすることで、痛みを感じることがあります。
過敏性腸症候群
腸の動きが異常になることで、腹痛を引き起こすことがあります。特に「便秘型」というタイプの過敏性腸症候群では、便秘と同様の症状が出るので、腹痛や残便感が同時に見られることがあります。
炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎など)
下痢や血便、腹痛を繰り返す病気で、残便感を伴うこともあります。
腸閉塞
直腸などの肛門に近い部分に出来たがんやポリープによって便の通り道が狭くなってしまうと、腸に溜まった便や、がんやポリープそのものによって残便感が起こることがあります。また、便の通り道が塞がってしまうと、腸閉塞が引き起こされ、強い腹痛を感じることがあります。腸閉塞が起こってしまった場合は、早急な治療が必要になります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本消化器病学会.“消化器病用語集”.消化器病用語集.https://www.jsge.or.jp/glossary/,(参照 2024-02-27).
Triadafilopoulos G et al. Bowel dysfunction in postmenopausal women. Women Health. 1998, 27, p.55-66. - A.
便秘や下痢、大腸がん、直腸閉塞、直腸瘤、過敏性腸症候群などが考えられます。
解説残便感を引き起こす原因としては、消化器系の病気が考えられます。
便秘
便秘とは、便自体が出ないことだけではなく、十分かつ快適に便が出ないことも指します。残便感のような不快な症状がある場合も便秘を疑うことがあります。
下痢
排便の頻度が高いと、お尻の部分の不快感が残便感として感じられることがあります。
痔や膿瘍
肛門部分に痔や膿瘍(膿が溜まった状態)などがあると、違和感が催され、便が残っているような感覚になることがあります。
がんなどのできもの
大腸がん、直腸がん、肛門がんのような悪性腫瘍やポリープは、出来る場所によっては便が残っているような感覚を引き起こすことがあります。
直腸瘤
いきむときの腹圧などで直腸にこぶができて周囲に出っ張ることがあります。出産経験のある更年期後や子宮全摘術を受けた女性に起こることが多く、直腸周囲の筋肉などの組織が緩むことでこぶが腟側へ出っ張ることがあります。出っ張りの部分に便がたまり、残便感をきたします。
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群によって、腹痛や下痢、便秘などの排便障害、お腹が張った感じなどの症状に加えて、残便感も感じることがあります。
その他
肛門狭窄や直腸閉鎖など、便の通り道が狭くなる病気でも、残便感を感じることがあります。
参考文献:「ユビー病気のQ&A」を見る日本消化器病学会.“消化器病用語集”.消化器病用語集.https://www.jsge.or.jp/glossary/,(参照 2024-02-27).
Heaton KW et al. How bad are the symptoms and bowel dysfunction of patients with the irritable bowel syndrome? A prospective, controlled study with emphasis on stool form. Gut. 1991, 32, p.73-79.
結束 貴臣ほか. 高齢者の便秘と課題. 本創傷・オストミー・失禁管理学会誌. 202327p.14-27. - A.
内科か消化器内科を受診しましょう。
- A.
違和感を感じた時点で受診を検討しましょう。特に、腹痛やお腹の張りがある方や、便秘と下痢を繰り返す方は、早急に受診しましょう。
解説「ユビー病気のQ&A」を見る「一時的な便秘や下痢に伴って残便感を感じていたが、すぐに治った」というように、原因がはっきりしていて改善もすぐに見られる場合には、基本的にはそのまま様子を見て問題ありません。
症状が続いたり、腹痛やお腹の張りを伴ったり、便秘と下痢を繰り返したりする場合には、内科か消化器内科を受診して、詳しく原因を調べてもらいましょう。
残便感がある、便を出し切れていない感じがあるという症状はどんな病気に関連しますか?
残便感がある、便を出し切れていない感じがあるという症状に関連する他の症状をチェック
残便感がある、便を出し切れていない感じがあるという症状について、医師からのよくある質問
- お腹の痛みがありますか?
- 吐き気や嘔吐がありますか?
- 食欲がなく、食事量が減っていると感じますか?
- 体温は37.5℃以上ですか?
監修医師
診療科・専門領域
- 消化器内科