アンチトロンビンⅢ欠乏のセルフチェックはできますか?

解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

解説

以下に該当する場合、先天性アンチトロンビン欠乏症が疑われます。

  • 深部静脈血栓症肺血栓塞栓症を50歳以下で発症している
  • 複数の血管で血栓症が発症したり、再発を繰り返したりする
  • 同様な血栓症が1家系内で多発する


また、「アンチトロンビンⅢ欠乏」になりやすい人の特徴に、以下が挙げられます。

  • 家族に同様の病気の方がいる
  • 妊娠
  • 新生児
  • 感染症
  • 慢性肝疾患
  • 外科手術後
  • 外傷(怪我)受傷後


なお、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできますのでご活用ください。

公開日

最終更新日

東日本橋内科クリニック 循環器内科 院長

白石 達也 監修

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(参考文献)

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アンチトロンビンⅢ欠乏

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関連するQ&A

「アンチトロンビンⅢ欠乏」とはどのような病気ですか?

抗凝固因子アンチトロンビンの不足により、血液が固まる血栓症を引き起こし、致死的になりうる病気です。

アンチトロンビンⅢ欠乏の原因は何がありますか?

遺伝子の異常が主な原因です。

アンチトロンビンⅢ欠乏ではどのような症状がありますか?

足のむくみ・痛み・腫れといった下肢の症状や、胸痛・呼吸困難といった肺の症状などがみられます。

アンチトロンビンⅢ欠乏には初期症状はありますか?

足のむくみ・痛み・腫れといった下肢の深部静脈血栓症が初期症状となりえます。

アンチトロンビンⅢ欠乏の場合、主にどのような治療をしますか?

ヘパリン・ワルファリンといった抗凝固薬で治療されます。

アンチトロンビンⅢ欠乏が疑われる場合、何科を受診したらよいですか?

専門である血液内科を受診してください。

アンチトロンビンⅢ欠乏は主にどのような薬で治療しますか?副作用はありますか?

ヘパリンやワルファリンなどの抗凝固薬で治療されます。副作用として、出血しやすくなる可能性があります。

アンチトロンビンⅢ欠乏で薬が効かない場合、どうしたらよいですか?

抗凝固薬に加え、アンチトロンビンⅢ製剤の投与が行われます。

アンチトロンビンⅢ欠乏の場合、日常生活で気を付けることはありますか?

必要に応じ、抗凝固薬を長期間内服し続け、血栓症を予防することが重要です。

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