「腰椎症」とはどのような病気ですか?
年齢とともに腰の骨やそのまわりの構造物の変形が進む病気です。腰痛が主な症状です。
変形性脊椎症のうち、腰椎に起こるものを特に「変形性腰椎症」と呼びます。
症状がない場合も多く、その場合は病的意義はないと考えられます。変形性腰椎症がひどくなると、腰に痛みを感じたり、動きづらさを感じるようになります。
また、神経根や脊髄が圧迫されることによる神経症状が出る場合もあり、その場合は、長い距離を続けて歩くことができないという症状が現れる、腰部脊柱管狭窄症に発展する場合があります。
これらの原因は、加齢によって骨と骨の間でクッションの役割をしている椎間板がすり減ってしまうことにあります。
治療や腰椎症について詳しく知りたい方は、かかりつけ医に相談しましょう。
また、受診や薬の待ち時間の負担が少なく、気軽に医師に相談できるオンライン診療サービスを利用するのもよいでしょう。
山田記念病院 整形外科 整形外科部長
濱畑 智弘 監修
(参考文献)
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