C型肝炎の感染経路にはどのようなものがありますか?
血液を介して感染し、注射器の共用や過去の輸血などが主な経路です。
C型肝炎ウイルスは、主に血液を介して感染します。代表的な感染経路には、注射器・注射針の共用、過去の輸血、血液が付着した器具の使用などがあります。
一方、握手、食器の共用、一緒に入浴することなど、日常生活の接触では通常感染しません。
C型肝炎は血液を介して感染する
C型肝炎ウイルスは、感染している人の血液が、ほかの人の体内に入ることで感染します。
代表的な感染経路には、注射器や注射針の共用、1992年以前に行われた輸血、過去の血液製剤の使用、針刺し事故などがあります。また、消毒が不十分な器具を使った入れ墨、ピアスの穴あけ、出血を伴う処置などでも感染する可能性があります。
性行為や母子感染でうつることもある
C型肝炎は、性行為や母子感染でうつることもあります。ただし、血液を介する感染に比べると、頻度は低いとされています。
性行為では、出血を伴う場合や、血液に触れる可能性がある場合に感染リスクが高くなります。母子感染は、C型肝炎ウイルスに感染している母親から、出産の際に赤ちゃんへ感染することがあります。
日常生活では通常感染しない
C型肝炎は、握手、ハグ、食器の共用、一緒に入浴することなど、日常生活での接触では通常感染しません。食べ物や水、母乳を介して感染することもないとされています。
ただし、血液が付着する可能性がある歯ブラシやカミソリ、爪切りなどは共用しないようにしましょう。血液がつく可能性のあるものを分けて使うことが、家庭内での感染予防につながります。
感染が心配な場合は検査で確認する
C型肝炎は自覚症状が乏しく、感染に気づかないまま経過することがあります。過去に輸血を受けたことがある、注射器や注射針を共用したことがある、血液に触れる機会があったなど、感染が心配な場合は肝炎ウイルス検査で確認できます。
気になる点がある場合は、医療機関や自治体の肝炎ウイルス検査について相談しましょう。
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(参考文献)
厚生労働省『C型肝炎について(一般的なQ&A)』平成18年3月改訂(改訂第6版)https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou09/02betu.html.(参照 2026-10-15).
日本肝臓学会 肝炎診療ガイドライン作成委員会 編『C型肝炎治療ガイドライン(第8.3版)』2024年5月https://www.jsh.or.jp/lib/files/medical/guidelines/jsh_guidlines/C_v8.3.pdf.(参照 2026-10-15).
国立健康危機管理研究機構 感染症情報提供サイト『C型肝炎』https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/hepatitis-c/index.html.(参照 2026-10-15).
World Health Organization「Hepatitis C」Fact sheet(2026年7月28日版)https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/hepatitis-c.(参照 2026-10-15).
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