バレット食道の場合、主にどのような治療をしますか?
胃酸の分泌を抑える薬、内視鏡で粘膜を焼く治療などがあります。日本ではあまり行われていません。
バレット食道に対する治療として、胃酸の分泌を抑える薬や、内視鏡を使って食道の粘膜を焼く治療などがあります。ただし、日本では、これらの治療は欧米ほど積極的には行われていません。
その背景には、バレット食道や、バレット食道から発生する食道がん(食道腺がん)の患者さん数が、欧米に比べて日本では少ないことがあります。実際、日本の食道がん診療ガイドライン2022年版では、「食道がんの予防を目的として、薬物療法や内視鏡治療を行わないことを推奨する」とされています。
一方で、日本でもすべてのバレット食道に対して経過観察のみとするわけではありません。病変の広がりやがんのリスクなど個々の病状に応じて判断し、治療を行うこともあります。また、逆流性食道炎を合併している場合には胃酸を抑える薬で治療を行い、すでに食道腺がんを合併している場合には、内視鏡治療や手術を検討します。
バレット食道と診断された場合の対応は、個々の患者さんによって異なります。実際の治療方針については、主治医とよく相談しながら決めていくことが大切です。
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(参考文献)
Stuart J Spechler et al. Barrett's esophagus. N Engl J Med. 2014, 371, 836-45.
Nicholas J Shaheen et al. Diagnosis and Management of Barrett's Esophagus: An Updated ACG Guideline. Am J Gastroenterol. 2022, 117, 559-587.
Bas L A M Weusten et al. Diagnosis and management of Barrett esophagus: European Society of Gastrointestinal Endoscopy (ESGE) Guideline.. Endoscopy. 2023, 55, 1124-1146.
日本食道学会. 食道癌診療ガイドライン2022年版(第5版). 金原出版. 2022
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医療法人社団明世会成城内科 消化器科
重松 秀 監修
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