双極性障害I型の症状の周期について教えてください。
個人差が大きく、一定の決まった周期があるわけではありませんが、治療がうまくいかないと周期が短くなるという報告があります。
双極症I型の「躁」と「うつ」の繰り返しには個人差が大きく、一定の決まった周期があるわけではありません。しかし、典型的な経過として「未治療のままだと徐々に間隔が短くなる」という特徴があります。また、症状が出ている期間の中では「躁」よりも「うつ」の期間が長い傾向があります。
症状の現れ方は人それぞれで、躁状態とうつ状態が交互に現れたり、どちらかの状態が長く続いたりすることもあります。まれに、躁状態とうつ状態が同時に現れる「混合状態」になることもあります。症状が軽いうちは、病気と気づかない人もいます。
もし、気分の波が激しくて生活に支障が出ていると感じたら、早めに専門の医療機関(精神科や心療内科)を受診して、お医者さんに相談してみましょう。適切な治療を受けることで、症状をコントロールし、安定した生活を送ることが期待できます。
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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