双極性障害I型を放置するとどうなりますか?
双極性障害I型を放置すると、躁とうつの繰り返しの周期が短くなり、症状が落ち着いている期間が少なくなると言われています。
双極性障害I型を放置すると、病状の悪化や、学業や仕事など社会生活への悪影響が及ぶリスクが高まります。
双極症I型の「躁」と「うつ」の繰り返しには個人差が大きいとされていますが、典型的な経過として「初期は数年の間隔があるが、未治療のままだと徐々に間隔が短くなる」という特徴があります。また、症状が出ている期間の中では「躁」よりも「うつ」の期間が長い傾向があります。
適切な治療がなされないと、うつ状態で学業や仕事を休まなければならなくなったり、躁状態で対人関係や経済的な問題を抱えたりすることがあります。
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精神科・心療内科
日下 慶子 監修
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