高齢者が直腸がんを放置した場合の進行速度について教えてください。
高齢であることが、がんの進行速度に直接影響するわけではありません。
高齢であることが、がんの進行速度に直接影響するわけではありません。がんの進行速度は、一般的には年齢よりもがんそのものの性質によるところが大きいと考えられています。
手術治療や抗がん剤治療で、がんの進行をできるだけ抑えることが治療の目的になります。
しかし、治療を行わない場合には、病気が進行することが予想されます。無治療の直腸がんでは、生存期間中央値は6ヶ月から12ヶ月と言われています。
さらに、高齢の患者さんでは、負担の大きな手術や副作用の強い抗がん剤治療を行うのが難しいことが多く、また、直腸がんのほかに持病を持っていることも珍しくありません。そのため、高齢の方での生存期間は、より短くなる可能性があります。
医療法人財団コンフォート コンフォート豊平クリニック 内科 消化器科
石川 翔理 監修
(参考文献)
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